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全世代型社会保障構築本部、岸田首相が医療・介護提供体制の在り方の見直しを要請

・政府は24日に全世代型社会保障構築会議を開催、全世代型社会保障の構築に向けた論点の整理を行った。
・併せて政府が同日に全世代型社会保障構築本部を開催、全世代型社会保障構築会議が提出した論点整理を決定した。
・全世代型社会保障構築本部で岸田文雄内閣総理大臣は、「今後3年間で団塊の世代が後期高齢者となる中で、全ての世代で医療・介護費を公平に支え合う仕組みを強化すると同時に、国民目線で医療・介護提供体制の在り方を見直し、サービスの質の向上を図っていく必要がある」とし、優良事業者への表彰、経営の見える化、介護ロボット・ICT機器の導入促進を含めた総合的な政策パッケージについて、年末までに取りまとめるよう加藤厚生労働大臣に要請した。
・全世代型社会保障構築会議は今回の論点整理を基に年内に報告書を取りまとめ、政府により工程表を策定。その後、2023年夏に出される予定の経済財政運営の指針「骨太の方針」に反映される予定。