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福祉用具選択制導入直前の給付状況を実態統計で公表

・厚生労働省は31日に、介護給付費等実態統計の令和6年4月審査分の結果を公表。
・介護サービス受給者数については前年同月比でプラス0.7%増となり、ほぼ横ばいの状況を示した。
・福祉用具貸与については、件数、単位数ともに前年比プラス約4%となり、受給者数よりも高い値を示した。
・単位数で伸びが大きかったのは手すりの約10%増、歩行補助つえ8%増となり、件数では体位変換器が9%増、手すりが約8%増となった。
4月審査分については、前月に国保連に上がってきた申請分となるため、福祉用具の選択制についてはこの時点では反映されておらず、来月以降の実態統計の結果が注目される。