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2022年の介護事業者 休廃業・解散が過去最多に

・株式会社東京商工リサーチは27日に 2022年の「老人福祉・介護事業(介護事業者)」の休廃業・解散数を発表。
・調査結果によると、全国の介護事業者の休廃業・解散数2010年の調査開始以来、過去最多の495件を記録、2022年の倒産も過去最多の143件を記録し、倒産と休廃業・解散の合計は638件と初めて600件台を超えた。
・2021年は、コロナ関連の資金繰りなどの支援効果で、休廃業・解散も428件に減少していたが、2022年はコロナ禍も3年目に入り、支援効果の薄れや利用者数の回復遅れ、物価高、コストアップなどが重なり、倒産と休廃業・解散が過去最多を記録したと見られる。
・さらに2024年度の介護報酬改正では大幅なプラス改正が期待できないことから、先行きの厳しさから事業撤退する事業者が増加する懸念も高まっているとしている。