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【タイルの壁に手すりを取り付け】

トイレやお風呂の壁はタイルで出来ていることが多いですが、タイルでも手すりの取り付けは可能です。写真の手すりはTOTOのインテリアバーFシリーズで、60㎝は8500円(税抜)に取付工賃は1カ所4000で行っています。トイレでも木製手すりでなく、抗菌仕様で洗いやすいので樹脂タイプがお勧めです。

豊田市すこやか住宅リフォーム助成事業

令和2年8月1日から豊田市すこやか住宅リフォーム助成事業の内容が変更されます。

対象者は介護保険認定者で在宅で生活している人で、介護保険自己負担割合が1割の人限定になります。(以前は2割負担、3割負担の方も可能でした)

以前は敷地内の外出通路照明の設置が対象でしたが、今回から対象外になります。

以前は人世帯40万円だったのが、今回から一人20万円(1割の負担有り)になります。

受領委任払いが可能になりました。

注意事項としては、今助成金で工事している方、及びする予定の方は7月31までに工事完了と集金を済ませないと以前の条件で支給されませんのでご注意ください。

福祉用品 アルコースタンダー

星光医療器製作所からでている、簡単に折りたためる軽量コンパクト歩行器、アルコースタンダーです。後脚が本体を滑らせながら使用できるソリ形状になっており、本体を持ち上げず、滑らせながら使用もできます。重量わずか2,6㎏で片手でワンタッチで折りたたみ可能。持ち運びや車などへの積載に便利です。250単位になります。

福祉用品 たよレールSOTOE

マツ六からでている、屋外用の置くだけのレンタル手すり、たよレールSOTOEです。今回ベース(鉄板)部分のスリムタイプが出たので、長い階段だと手すりが届かなかったのが、途中で中継するための手すりになります。長い階段でもレンタルで対応可能となりました。

リフォーム工事と合わせて住宅改修工事

リフォーム工事と合わせて住宅改修工事を行うことがあります。

手すりもよくあるブラウンだけでなく、ブラックやホワイトなどもあります。

クロスの張替えなどの工事と住宅改修工事を一緒に行う場合、クロスの色と合わせて手すりのカラーも選びましょう。

写真の手すりはLIXILのものになります。住宅改修部材を販売している会社でなく、一般住宅の建材メーカーなので品数はマツ六などよりも少ないですが、だいたいの種類はあるため、まず普通に工事はできます。

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高齢者対応ならではのトイレ、器具選び 【 リフォーム】

器具についてはリフォームであれば高機能、低価格、メーカー独自の機能など好きな商品を選んでいただいて大丈夫です。

介護保険を使った工事の場合、高齢者の方が使いやすいものを知っておくといいと思います。

まず器具について、便器と器具の分離型に手洗い付きがありますが、高齢者だとタンクの上で手を洗うのがやりにくい場合があります。

その場合は手洗いキャビネットを新規で取付するのもいいです。
便座の機能で役立つのが、フタの自動開閉だったり、自動洗浄機能です。
自分で開閉する動作が危なかったり、洗浄レバーを動かす動作が危ない場合があります。

流し忘れもあるので予算に余裕があればフルオート便座もいいかと思います。

洋式便器、取替工事の注意点

現在洋式便器で新しい洋式便器に交換する場合、給水の位置と排水位置を確認します。

給水位置は壁からでも床からでもいいのですが、新しい便器の承認図を確認し、問題ないか確認しましょう。

排水位置(排水芯)はある年代からでないと排水芯200ではありません。以前のタイプは550から250、イナックスのカスカディーナだと120という商品があります。
その位置をまず確認し、新しい便器は排水芯200か可変式タイプ(リトイレ)になるのかを確認し、取付可能なものを選びましょう。

もし、クッションフロア張り替えやクロス張り替えをする場合はこのタイミングで行うのがいいです。

和式便器を洋式便器にする改修工事

和式便器を洋式便器に交換する場合、床の解体工事が必要になってきます。(内装工事も行う場合、壁の解体も)

工事日はトイレの交換だけよりも解体工事や新しく新規の給水と排水工事、床組み工事が追加で必要なので、1日で完成させることが難しくなります。ウォシュレット用の電気工事も必要かもしれません。

その場合は簡易トイレを用意してあげましょう。

解体時は音やホコリがでるので周辺住人へのご連絡や室内の養生など工事以外にも気を付けることがあります。

排水位置はできれば200に変更したいのですが、解体した後に思わぬトラブルがある場合もあります。(排水位置変更するための勾配がない、なにか邪魔するものがあるなど)
その場合は急遽ですがリトイレに変更の可能性もあります。

給水はできれば新しくしてあげましょう。古い給水はさびていたりと水漏れの可能性もあるため、できればリフォーム時に目に見えないところも直してあげたいです。

床下は湿気などのトラブルがないかを確認してから床組み工事をしましょう。

床組み後は内装工事、器具付けして完成になります。

【改修工事】床材変更工事 あんからについて

住宅改修工事の床材変更で、あんからという商品を使うことがあります。

特に危険なお風呂の床

 

冷たいし滑りやすい、頭ぶつけたら大怪我しそうなタイル張りが殆どなのですが、

 

この床を手っ取り早く、安価に冷たくなく、滑りにくい、少し柔らかくするあんからという商品があります。

 

というメーカーから出ており、大浴場の洗い場などに使われることがあります。

 

工事はタイル張りだと左官さんがやりますが、これは内装屋さんがクッションフロアを貼るように施工します。

 

補助金の20万円を上手に活用しようと思ったらかかなりコスパがいい商品です。

トイレの手すり、L型とプッシュアップの違い

トイレの手すりの取り付け方で、住宅改修ならL型、レンタルならプッシュアップ型を選んでいました。

それは費用面や掃除のしやすさや利用者さん及びご家族さんの以降を重視して選定してきましたが、立ち座りのやり方で選ぶべきだと、感じるようになってきました。

 

L形の縦の手すりは便座から20~30センチ前にくるようとりつけますが、これは立ち座り動作は体が下から上に動作する、その補助だからだと、

 

手すりを引っ張って立つわけではないので、極端に前につけても本来の動作と違ってきます。
プッシュアップでは立ち座りの基本姿勢である、一度前かがみになる動作が出来ない場合、プッシュアップ式のほうが力が入ります。
使うかたの身体状況をまず理解した上で選定したいと思いました。