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月別アーカイブ: 2023年10月

Wi-Fi不要の見守りカメラ、「みまもりCUBE」無料お試しキャンペーン

・株式会社ラムロックは、抽選で3名様に「みまもりCUBE」30日間無料お試しキャンペーンを実施。
・「みまもりCUBE」は、SIMカード内蔵のため設置場所にWi-Fi不要の見守りカメラ。コンセントをさすだけですぐに利用ができ、スマートフォンへの設定はQRコードを読み取るだけ。さらに、レンタル商品のため必要な時だけ使用できる。
・離れて暮らす高齢者の見守りや、自宅の不在時に不審者が侵入していないかの確認などが可能。
・料金は月額5,980円~(1年プラン契約の場合)となっている。

女性と介護者のための排尿ケアシステム、ECサイトでの販売を開始

・株式会社メディコンは、柔らかいガーゼ面から尿を自動吸引する女性用排尿ケアシステム「ピュアウィック™システム」のレンタル事業とECサイトでの販売を開始した。
・「ピュアウィック™ システム」は、おむつなどに代わる女性のための排尿ケア製品で、体外式カテーテル「ピュアウィック™ 女性用体外式カテーテル」を、専用の吸引装置「ピュアウィック™ 採尿システム」に接続して自動的に尿を吸引する装置。
・体外式カテーテルの交換は通常1日2回程度、腰を上げたりせずに陰部に挟むだけで交換の手間が少なく、人手が足りない医療、介護の現場における医療従事者や介護者、および患者の家族の負担軽減が期待される。
・消耗品についてはECサイトでの発売以外にも、Amazon.co.jpなどからも購入可能。

転倒リスクを低減しながらの、安全なロボットリハビリテーション

・AssistMotion株式会社は、移動用リフトを展開する株式会社モリトーと両社の商品をセットにしたコラボキャンペーンを実施する。
・本キャンペーンは、AssistMotion株式会社のcurara®と株式会社モリトーのPOPOを併用することで、転倒リスクを低減しつつ、安全なロボットリハビリテーション展開することを目的としており、curara® とPOPO の購入がセットにより通常価格よりも安くなるとしている。
・本コラボキャンペーンの開催期間は2023年10月1日~2024年3月31日の予定。

単身高齢者や障害者など住まいの確保に公営住宅の空き部屋を有効活用

・厚生労働省などは21日、単身高齢者や障害者など住まいの確保が困難な「住宅確保要配慮者」の支援拡充に向け、公営住宅の空き部屋などを有効活用案からなる素案をまとめた。
・国交省、厚生労働省、法務省が共同で検討会を開催、単身高齢者らの入居支援や見守りなどを行う「居住支援法人」の役割を高め、地方自治体が保有する公営住宅を居住支援法人に貸し出して入居希望者にサブリースする仕組みを整えるとした。
・また今後、「住所セーフティネット制度」の拡充に向けた法改正を検討するとしている。

難病ケアマネジメントをテーマとしたセミナー開催。法定研修化を受けて

・厚生労働行政推進調査事業費補助金事業の「難病患者の支援体制に関する研究班」は、2024年度から介護支援専門員の法定研修に導入される「難病ケアマネジメント」について、10月17日にオンラインでセミナーを開催するとした。
・「難病ケアマメジメント」は、希少性疾患である難病に対して介護保険だけでなく、障害制度や家族支援など多くの制度を横断することとなり、高度で複雑なケアプラン作成やチームケアマネジメントが必要となる。
・今回のセミナーは、「難病ケアマネジメント元年・ケアマネジャーと多職種の連携」と題して、難病ケアマネジメントの意義についての講演や、これまでの事例などを家族、ケアマネジャー、地域連携の立場から議論するシンポジウムが予定されている。

Wi-Fi 電波を使った見守りシステム「Care Sense」が発売開始

・セキュアリンク株式会社は、Wi-FiセンシングとAIを駆使した見守りシステム「Care Sense」を、9月18日より発売開始したと発表。
・Wi-FiセンシングはWi-Fiをセンサー代わりに利用する技術で、セキュリティ・見守り・スマートホームに活用できるとして注目されている。死角が少なく、Wi-Fi電波が届く場所なら、物陰や扉の向こうでも動きを検知することが出来るのが特徴。
・同社はこれに独自のAI技術を組み合わせ、Wi-Fiの変化を解析する。ベッド脇に設置すれば、呼吸による胸の上下を検知し、就寝中の睡眠の状態を把握することも出来るとしている。
・価格は1部屋あたり1,980円からとなっている。

介護施設・事業所の管理者の「常駐」についてテレワークを可能とする通知

・厚生労働省は5日に介護保険最新情報を発出。介護施設・事業所の管理者の「常駐」について、介護施設・事業所を管理するうえで支障が生じない範囲内で、という条件付きで「テレワークを行うことが可能」とした。
・今までは管理者の常駐に関する決まりは運営基準には示されていなかったこともあり、今回の通知では運営基準上定められた管理者の責務に支障が出ずまた、従業者や関係者とテレワークを円滑に行えるよう関係を築いておくことなど、具体的な条件を提示した。
・今回のテレワークに関する通知の背景には、デジタル臨時行政調査会が昨年6月に提示した「デジタル原則に照らした規制の一括見直しプラン」があり、それに則ったものとなっている。

医療・介護のサービス提供事業者の「空きスケジュール」を共有

・株式会社ゼストは、同社が開発した在宅医療・介護のスケジュール調整を自動化する「ZEST」の『空きスケジュール共有』の特許を取得したと発表。
・「ZEST」は、複数の異なる在宅医療・介護のサービス提供事業者に所属する従事者の技能がわかる形で、従事者別ないし技能別の「空きスケジュール」を提供する技術で、利用者の対応可否確認やサービス担当者会議の設定など、様々な場面で発生するスケジュールが関連する調整事項において、スムーズなやりとりが可能となるとしている。
・特許登録日は2023年7月26日で特許番号は特許第7320236号。今後も強固な特許ポートフォリオを構築して、当社だけにしか提供できない独占領域を拡大し、事業の成長を最大化するとしている。

視覚障がい者のための歩行アシストAIカメラ「seeker(シーカー)」の実証実験

・株式会社マリスcreative designは、国立大学法人九州工業大学の和田親宗研究室などとともに、山梨県全域を対象にした実証実験を全面的にサポートする「第4期RY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」において、視覚障がい者のための歩行アシストAIカメラ「seeker」製品化のための実証実験を山梨県内横断歩道にて実施すると発表。
・「seeker」は、メガネ型の装置に取り付けたカメラとセンサーで取り込んだ情報を、エッジコンピューティングAIを使って処理し、危険な状況を検知すると使用者に振動で危険を知らせるもの。
・同社では今後、今回の山梨県における実証実験を踏まえ、歩行アシストAIカメラ「seeker」の製品化を進めていくとしている。