ブログ|福祉用具貸与事業所”はぁとる”は福祉用具のレンタル・販売、住宅改修工事で安全な住環境をご提供します。

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高齢者対応ならではのトイレ、器具選び 【 リフォーム】

器具についてはリフォームであれば高機能、低価格、メーカー独自の機能など好きな商品を選んでいただいて大丈夫です。

介護保険を使った工事の場合、高齢者の方が使いやすいものを知っておくといいと思います。

まず器具について、便器と器具の分離型に手洗い付きがありますが、高齢者だとタンクの上で手を洗うのがやりにくい場合があります。

その場合は手洗いキャビネットを新規で取付するのもいいです。
便座の機能で役立つのが、フタの自動開閉だったり、自動洗浄機能です。
自分で開閉する動作が危なかったり、洗浄レバーを動かす動作が危ない場合があります。

流し忘れもあるので予算に余裕があればフルオート便座もいいかと思います。

洋式便器、取替工事の注意点

現在洋式便器で新しい洋式便器に交換する場合、給水の位置と排水位置を確認します。

給水位置は壁からでも床からでもいいのですが、新しい便器の承認図を確認し、問題ないか確認しましょう。

排水位置(排水芯)はある年代からでないと排水芯200ではありません。以前のタイプは550から250、イナックスのカスカディーナだと120という商品があります。
その位置をまず確認し、新しい便器は排水芯200か可変式タイプ(リトイレ)になるのかを確認し、取付可能なものを選びましょう。

もし、クッションフロア張り替えやクロス張り替えをする場合はこのタイミングで行うのがいいです。

和式便器を洋式便器にする改修工事

和式便器を洋式便器に交換する場合、床の解体工事が必要になってきます。(内装工事も行う場合、壁の解体も)

工事日はトイレの交換だけよりも解体工事や新しく新規の給水と排水工事、床組み工事が追加で必要なので、1日で完成させることが難しくなります。ウォシュレット用の電気工事も必要かもしれません。

その場合は簡易トイレを用意してあげましょう。

解体時は音やホコリがでるので周辺住人へのご連絡や室内の養生など工事以外にも気を付けることがあります。

排水位置はできれば200に変更したいのですが、解体した後に思わぬトラブルがある場合もあります。(排水位置変更するための勾配がない、なにか邪魔するものがあるなど)
その場合は急遽ですがリトイレに変更の可能性もあります。

給水はできれば新しくしてあげましょう。古い給水はさびていたりと水漏れの可能性もあるため、できればリフォーム時に目に見えないところも直してあげたいです。

床下は湿気などのトラブルがないかを確認してから床組み工事をしましょう。

床組み後は内装工事、器具付けして完成になります。

【改修工事】床材変更工事 あんからについて

住宅改修工事の床材変更で、あんからという商品を使うことがあります。

特に危険なお風呂の床

 

冷たいし滑りやすい、頭ぶつけたら大怪我しそうなタイル張りが殆どなのですが、

 

この床を手っ取り早く、安価に冷たくなく、滑りにくい、少し柔らかくするあんからという商品があります。

 

というメーカーから出ており、大浴場の洗い場などに使われることがあります。

 

工事はタイル張りだと左官さんがやりますが、これは内装屋さんがクッションフロアを貼るように施工します。

 

補助金の20万円を上手に活用しようと思ったらかかなりコスパがいい商品です。

トイレの手すり、L型とプッシュアップの違い

トイレの手すりの取り付け方で、住宅改修ならL型、レンタルならプッシュアップ型を選んでいました。

それは費用面や掃除のしやすさや利用者さん及びご家族さんの以降を重視して選定してきましたが、立ち座りのやり方で選ぶべきだと、感じるようになってきました。

 

L形の縦の手すりは便座から20~30センチ前にくるようとりつけますが、これは立ち座り動作は体が下から上に動作する、その補助だからだと、

 

手すりを引っ張って立つわけではないので、極端に前につけても本来の動作と違ってきます。
プッシュアップでは立ち座りの基本姿勢である、一度前かがみになる動作が出来ない場合、プッシュアップ式のほうが力が入ります。
使うかたの身体状況をまず理解した上で選定したいと思いました。

はぁとる岡崎について

今回は、はぁとる岡崎についてご案内しようと思います。

令和2年1月1日に2店舗目として岡崎市上六名町にオープンしました。

〒444-0859

岡崎市上六名町木ノ座20番地1 2号室

TEL:0564-72-6210 FAX:0564-72-6195

外観(美容院リプルさんの隣)

福祉用具貸与販売住宅改修(自社施工)はもちろんですが、お洒落な事務所内の一角でケアシューズや杖の販売をしているのが他とは違う魅力です。

※商品の一部です。

※白を基調したお洒落な事務所です。内装は自社でリフォームしました。

 

いくつになってもワクワク楽しい日々を送ってほしい、痛みなど辛い部分を軽減してあげたい、との思いから福祉用具で不安面をカバーしたいと思っております。福祉用具に抵抗がある方に対しても提案できるようにお洒落な商品もありますので一度ご相談ください。

 

まだまだ知名度は少ないと思いますが、ケアマネージャーさんにも利用者様にもはぁとる岡崎の良さを知ってもらい頼んでよかったと言われるように活動していきます!

 

訪問を中心に営業活動をしていますが、SNSを使った提案方法など様々な面からアピールしています。

・Twitter【@heartleokazaki】又は、【はぁとる岡崎】で検索

・インスタグラム【heartle01】又は、【はぁとる】で検索

・公式LINE AI機能搭載で聞きたいキーワードを送信すると自動で返信がきます。細かい内容は手動にて返信いたしますので安心してお使いください。

公式LINEのQRコードです。

よろしければお好みのWEB媒体をフォロー、お友達追加してください。

またはぁとる岡崎の営業担当ブログもありますのでそちらもよろしければどうぞ!

http://jrenico.livedoor.blog/

 

皆様とお仕事できる日を楽しみにしております。

読んでいただいてありがとうございました。

 

おしゃれな靴屋開業について

この度、はぁとる岡崎の事務所一角で靴屋さんを営業開始しました。
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事務所がある場所は高齢者の方の人通りが多く、目立つ場所にあります。
皆様シルバーカーや歩行器、杖、電動カートで移動されるアクティブな方ばかりです。
そんなアクティブな方々がさらに気分を上げていただくために、「ただの靴屋」でなく「おしゃれな靴屋」を目指し、販売スペースを作りました。

言葉や着る服や靴で人は結構影響されます。それは高齢者の方々にとっても同じだと思います。自分の足で歩き、人に見られることを意識しておしゃれをして、楽しいおしゃべりで笑顔になり、充実した毎日を送ってもらいたいと思います。

その一つのアイテムになるように今後も商品ラインナップを考えていきたいと思います。
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よろしくお願いいたします。

ALSの方への住環境支援法

進行性の病気なので状態に合わせて福祉用具も変更が必要です。

初期症状では、一般的な手すりや入浴補助用具で日常の生活を支援できます。

なるべく筋肉に負担がかからないような住環境にしてあげてください。筋肉に負担がかかりすぎると「筋破壊」がおきます。(進行が早まります)リハビリでもALSの方に筋トレしないのが常識です。しっかりとリハビリの先生と相談して行い、住環境もアドバイスしてもらえるといいかもしれません。

ベッドの導入は起き上がり、介助負担軽減だけでなく、姿勢自体も起き上がるタイプがいいでしょう。

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歩行困難の場合は電動車いすを使いましょう。この時に自由に動けるスペースが欲しいので、ベッドは広いリビングに置くなど環境を見直しましょう。

コミュニケーション方法は様々なものがあります。

ALSという病気について

ALS、筋萎縮性側索硬化症とは、なんらかの原因で運動神経細胞(運動ニューロン)が障害され、手が動かしにくい、しゃべりにくい、食べ物を飲みにくい、といっ症状が現れる病気です。

日本ではALS患者数は約1万人で多くの患者さんが50~70歳代で発症し、男性の方がやや多いです。遺伝での発症は5%と考えられており、ALSは遺伝による発症ではないと考えられています。

始めにでてくる症状として2つに分かれます。

・手足に力が入りにくくなるタイプ

・舌や口が動きにくくなるタイプ

考えたり、見たり、聞いたり、感じたりする機能は失われることはありません。

短時間で急速に進行する患者さんもいれば、10数年にわたってゆっくり進行する患者さんもいます。

進行していく病気で、全身の筋力低下から歩行がむずかしくなったり、声が出しにくくなったり、食べ物の飲み込みが困難になったり、呼吸がしにくくなったりします。

運動障害にはリハビリが必要だし、声が出せなくなること(構音障害)にはコミュニケーション手段が必要だし、嚥下障害にはやわらかく水分が多い食事対応したり、呼吸障害には在宅酸素を使ったりします。

身体機能の変化に合わせ、環境を整備して日常生活動作やコミュニケーションを維持しましょう。

片麻痺の方への住環境支援法

半身麻痺で困る動作は、両手両足使う動作がすべて困ります。

ベッドからの立ち座りや移動、トイレ、入浴など右手だけ、右足だけでなく両足で支えたり、両手でつかんだりする日常動作ほとんどに関係してきます。

起居動作の手助けとして介助バー付きの特殊寝台の導入

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歩行補助のための手すりや杖、歩行器を導入

ハイブリット4

※歩行器は麻痺側の足がタイヤにあたることがあるので、幅が広い歩行器にしたり、リハビリで姿勢を見直したりしましょう。

入浴補助用具はしっかりと検討しましょう。強めの麻痺が残り、自分ひとりでの出入りはバスボードが役立ちます。

バスボード使用例

手すりの取り付けは健側側と患側側のどちらで使うかを考え取り付けましょう。

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開き戸など開け閉めに後ろに下がる動作はバランスを崩しやすいので引き戸や折れ戸にすると良いです。

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